産廃問題の経緯

住民投票から5ヵ月、市長は本当に行う気はあるのか

  • 2016年 阿南議員は片山さつき議員の私設秘書になり池新田財産区区有地に産廃施設の誘致活動をはじめ、大栄環境(株)と接触​。

  • 2017年 大栄環境は池新田公民館を訪問し進出の意向を示す。

  • 2017年 阿南澄男(御前崎市議会議員)・沖静男(八日会会長ー池新田地区連絡協議会会長)は御前崎リサイクルエネルギープラザ推進協議会を結成し誘致活動を本格化する。
  • 2017年11月 阿南議員は八日会(池新田地区連絡協議会)において御前崎リサイクルエネルギープラザのパンフレットを配布し施設見学会を募集、一部住民の知るところとなる。

  • 2017年12月5日 池新田財産区管理者(柳澤市長)が建設用地の賃貸借契約書に押印。(後に市長は騙されて押印したと発言。)

  • 2017年12月13日 阿南議員と水野議員は総合開発策定特別委員会に「御前崎リサイクルエネルギープラザ」進出に関する経緯という文書を提出し、委員会として柳沢市長あてに事業推進のを求める意見書を提出させることとなるが、推進者名簿に無断で名前が使われていたり、産廃のみの焼却施設であるにもかかわらず市の一般廃棄物も処理するなどと虚偽の説明がされており、私文書偽造ともいえることが行われる。住民への説明もこのような虚偽に基づくもので、住民の承認をえたものといえるものではありません。

  • 2017年12月20日 中日新聞に土地賃貸借契約についての記事が掲載され市民の多くが知るところとなる。

  • 2018年1月22日 市民団体が池新田財産区に対して土地賃貸借契約書の開示を請求する。

  • 2018年1月25日 市民団体が契約解除を求めて住民監査請求をするが2月15日却下される。

  • 2018年3月14日  土地賃貸借契約書の不開示について、不服申し立てを行い、黒塗りの契約書が開示される。

  • 2018年3月20日 大栄環境の開設準備事務所が池新田にオープンする。

  • 2018年7月13日 池新田役員連絡協議会(八日会)は区民の賛同を得ているかのごとく装い、産廃施設建設推進の要望書を県知事に提出する。

  • 2018年7月23日 環境を守るネットワークが産廃施設建設撤廃を求めた署名7615人分を県知事に提出。

  • 2018年7月26日 環境アセスメントが開始される。

  • 2018年8月17日  環境を守るネットワークは白紙撤回を求める署名(6025 人分)を市長に提出。

  • 2018年11月29日 週刊新潮に御前崎リサイクルエネルギープラザの記事が特集され、誘致に関するスキャンダルが話題となる。

  • 2019年2月17日  住民投票で決める会が発足し反対運動の盛り上がりを見せる。

  • 2019年6月19日 住民投票で決める会は住民投 票条例の制定を求め有権者の4割を超える11,829人の署名を市長に提 出。市長は意見書を付けて議会(特別委員会)に提出、8月26日に11対2で可決される。

  • 2019年11月15日 池新田財産区の住民3名が原告となり「2017年12月5日付で池新田財産区(代表者は御前崎市長栁澤重夫氏)が大栄環境株式会社(本社大阪府和泉市)との間で結んだ土地賃貸借契約は無効であることを確認する」という内容で静岡地方裁判所に提訴される。

  • 2019年11月29日 議会特別委員会が開催され参考人の意見聴取が行われる。当時の財産区委員からは契約に関する同意手続きが不当なものだったことが証言される。推進派の出席も求められたが出席するものはなかった。推進協議会はすでに解散しているとのことで、最後まで誘致に関する質問に答えることはなかった。

  • 2019年12月8日 住民投票が8日行われ、即日開票の結果、反対が1万4409票、賛成が1565票、有効投票に占める反対票の割合(得票率)は90・20%で「建設反対」の民意が鮮明なる。これを受け、柳沢重夫市長は企業側に事業撤退を要請する方針を固める。

  • 2020年1月10日 柳沢重夫市長は建設主の大栄環境(神戸市)の金子文雄社長と市役所で会談し、建設断念を要請する。金子社長は計画は継続するとしつつ、一時中断して住民理解を得てから再開する方針を示す。

  • 2020年1月13日 柳沢市長は県知事と面談し「こういうもの(産廃施設)が絡んでくると市民の理解が得られず、まちづくりそのものが進められなくなる」と懸念。中断ではなく、早期断念を求めていくと報告。「知事も私の思いに賛同していただいた」と強調する。

  • 2020年4月12日 御前崎市長市議会議員選挙が行われる。選挙戦で「住民投票で90%が反対の意思を示した産廃問題では大変心配をかけた。私も市民の思いを受けて事業者に断念を要請した。絶対に認めない、建設させないという強い思いで臨みたい」と方針を示す。柳沢市長が9618票を取り激戦の末7374票の池田恵実子を破り当選。